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鉄塔支持型煙突の点検

 日本には、数多くの独立煙突がありますが、なかでも鉄塔支持型の高層・超高層煙突は昭和40〜50年代の高度成長期に建設され、各所で安全設備・構造主体の老朽化が進行しています。これらの煙突の多くはいわゆる旧・建築基準法により設計されていますが、昭和56年に地震に対する耐震設計の方法が見直され、平成12年には風荷重の考え方も見直されました。近年、自励振による鋼板製煙突の損傷事例も数多く報告されています。

鉄塔支持型煙突の点検項目・点検方法は概ね下表のとおりです。

鉄塔支持型煙突点検調査方法
点検項目 点検の目的 点検方法
塗 装 塗膜の剥離 塗膜の剥離は塗装寿命を縮め、鋼構造物の耐久性を縮める。 (一次点検)
煙突の梯子、プラットホームを使用して目視、望遠鏡、または写真撮影等により点検する。

鋼鈑の板厚は梯子、プラットホームを使用して、超音波板厚計により計測する。

ライニングについては、地上付近にあるマンホール及び煙突頂部よりライニング状況を目視、または写真撮影により点検する。
 
塗膜の変色 塗膜の変色は、煙の巻き込みによる黒変、塗料自体の退色の他、ライニング脱落等による熱影響によるものもある。
本体・継手部・付帯設備の錆発生 錆発生は塗装機能が失われており、鋼鈑板厚の減肉が進行する。また、継手部、付帯設備の著しい錆の発生は、継手部、プラットホーム、手摺部材等の破断、脱落等を引き起こす恐れがある。
構 造 部材、接合部の割れ、変形、破断 強度部材の割れ、変形、破断は、その他部材の損傷拡大の原因となる。
筒身鋼鈑の孔食 板厚の減肉・孔食は、筒身の座屈耐力を低下させる。
ボルトナットの脱落 ボルトナットの脱落は、継手性能を低下させる。
アンカーボルトナットの緩み アンカーボルトナットの緩みは、上部構造の異常振動の原因となる。
煙道、マンホール、ノズルからの排ガス漏れ 排ガス漏れ、または外気の吸い込みは、腐蝕を進行させる。
異常振動
(全体振動・個材振動等)
異常振動の発生は、安全上の問題となる場合がある。また、頻繁な振動は金属疲労破壊へとつながる可能性がある。
ライニング ライニングのクラック ライニングのクラックは、ライニング材の飛散、クラック部分からの酸浸透による鋼鈑腐蝕の原因となる。 (二次点検)
一次点検で異常が認められた場合に詳細点検を行う。

点検は煙突にゴンドラ(電動可搬式移動足場)、あるいは吊り足場を設置する等の方法により、異常が発見された場所に近接して行い、目視、写真撮影の他に板厚計、レンチ等の治具を使用した点検を行う。
ライニングの腐蝕、劣化 ライニングの腐蝕、劣化はライニング材の飛散、鋼鈑面への酸浸透による鋼鈑腐蝕の原因となる。
ライニングの脱落 ライニングの脱落は、下地金物腐蝕、鋼鈑腐蝕の原因となる。
ライニングの飛散 ライニングの飛散は、飛散二次公害の発生原因となる。
設 備 梯子、プラットホーム、手摺等の損傷 梯子、プラットホーム、手摺等の損傷は安全上問題となる。
避雷設備(避雷針)の損傷 建築物等避雷設備(避雷針)の規定違反となる。
航空障害灯、昼間障害標識の損傷  航空法、航空法施行規則の規定違反となる。
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